あらすじ
「生意気なクソガキは、私が曲がった根性を叩き直します」
かつて第一王子の家庭教師として、容赦ない定規の洗礼を与えた上級魔女ビアンカ(三十五歳・独身)。
契約満了後、孤独な彼女の癒やしは、溺愛する柴犬の「レイ」だけだった。
しかし、ある朝目覚めると、ベッドの隣に寝ていたのは全裸の教え子(第一王子)!?
王子の口から語られる、この1年間の「極上ペットライフ(鹿肉ステーキ付き)」の思い出。
「僕はビアンカを愛してる」
柴犬としての生活にすっかり馴染み、愛に目覚めてしまった王子からのまさかの求婚。
聖堂での深夜の結婚式、そして誓いのキスの後、ビアンカがパチンと指を鳴らす。
「あなたはもう私のもの。だから──」
人間に戻ったはずの王子の身体が、みるみる縮んで今度は【黒猫】に!?
独占欲の塊である最強魔女と、彼女の飼い猫(元・犬 / 元・王子)が紡ぐ、ちょっぴりダークで過保護な主従婚姻譚。