あらすじ
高校進学を機に、海の見える町へ戻ってきた夏樹。
転勤続きだった両親は海外へ赴任し、彼は親戚の空き家で半ば一人暮らしを始めることになった。
サッカーだけは続けているものの、将来に強い目標があるわけでもない。
どこか気だるい日々を送る中、部活帰りに立ち寄った和菓子屋で、不思議と落ち着く時間を見つける。
同じクラスでサッカー部の親友・和也に振り回されながら過ごす日々。
そんな中、店員として働いていたのは、幼い頃によく遊んでいた幼馴染・みくだった。
だが夏樹はまだ、そのことに気づいていなかった。
昔、一緒に店を継ぐと笑い合っていた記憶。
少しずつ変わっていく距離感。
そして、もう一人の幼馴染・さくらの登場によって揺れ始める日常。
夏樹と二人の幼馴染を見守る和也。
潮風が吹く町で過ごす時間の中、夏樹はこれまで気づかなかった想いや、自分自身の変化と向き合っていく。