あらすじ
森口家の六つ子は、全員社会人。
長男・一樹は神社の跡取り。
長女・二葉は世話焼きの巫女。
三樹は猪突猛進な個人探偵。
四葉はマイペースな研究員。
五樹と六樹は、二人でITコンサル会社を運営している。
彼らは皆、この土地の神様に“呼ばれる”存在だった。
水の音がする。
黒いものが溜まる。
古い堰、消えた水路、土地に残った記憶。
森口家の仕事は、怪異を倒すことではない。
止まったものに道を作り、流れなかったものを流すこと。
これは、神様にご指名された六つ子が、
家族で、日常で、時々わちゃわちゃしながら、
土地に残った黒を後始末していく物語。