あらすじ
───西暦2XXX年、世界が終わりかけた。
全世界の首都を同時に襲った超巨大地震。マグニチュード測定不能、推定震度10超。天文学的には惑星ひとつが消滅してもおかしくない規模───それが、後に【魔震《ましん》】と呼ばれる災厄だった。
だが、被害はゼロ。建物は崩れず、人も死ななかった。
まるで"何か"が、この星を揺らしただけで満足したかのように。
異変は【魔震】の後に訪れた。世界各地に【空間の歪み】が不定期に発生し、そこから【異形《いぎょう》】と呼ばれる存在が這い出してきたのだ。知能を持ち、人間に【憑依】し、あるいは【寄生】して内側から乗っ取る───人類は格好の獲物だった。
滅亡は、時間の問題かに思えた。
しかし。
【異形】と交戦した者たちの中に、"目覚める"者が現れ始める。───自らの血の奥底に眠っていた【太古の記憶《いにしえのちから》】。人類がとうに忘れ去った、祖なる者たちから受け継がれし【異能】。それは【先祖返り】であり、同時に、人という種の隠された真実だった。
全人口の七割以上が、その血を引く。
純粋な人間───【非能力者】は、もはや少数派だ。
各国は【異能】を持つ者を【超人】と認定し、管理機関【ギルド】を設立。
そして日本では、内閣にすら属さない独立行政機関───
【夜狩省《よがりしょう》】
───が、その全てを統べている。
※本作品は【現代パート】のキャラクタートークシーンと【古代パート】のストーリーの構成になっています。