あらすじ
僕、夏目(なつめ)悠貴(ゆうき)は高校に通うかたわら、狩森図書館で怪談の『聞き手』という変わったアルバイトをはじめた。
理由はいたってシンプル。狩森図書館の館長である狩森(かりもり)茜音(あかね)さんに恋をしてしまったから。
狩森図書館にはさまざまな人が訪れ、怪談を語ってゆく。背筋が寒くなる話、ちょっと不思議な話、胸が締めつけられる話、そして決して聞いてはならない恐ろしい話。そうして集められた怪談は資料という形で半永久的に保存され、残されていく。
やがて僕は狩森図書館に大きな秘密が潜んでいることに気づく。なぜ狩森図書館は怪談を蒐集しているのか。そして茜音さんは何者なのか。
その怪談を聞いてはならない―—————