あらすじ

「料理しかできないやつは、もういらない」 大手探索者チームの『給食係』だった棗庭しずくは、 ダンジョンの最深層に置き去りにされた。 食料は三日分。武器は包丁一本。 死を覚悟した夜、彼は瓦礫の下で泣く銀髪の少女を見つける。 人間不信で腹を空かせた彼女に、しずくは最後の米で温かい雑炊を作ってやった。 ――翌朝。地上の全チャンネルが緊急速報に切り替わる。 『第七世界樹の最深層ボス、消失』 『国家危険指定個体《白禍竜》、一般男性と同行中!』 しずくは知らない。 自分が餌付けした泣き虫な少女が、都市を灰にする滅国級の『竜姫』だということを。 ルウラも知らない。 ただの給食係だと思った彼が、世界樹に選ばれた規格外の存在だということを。 彼を追放した元仲間は顔面蒼白になり、国は震え上がり、掲示板は祭り状態。 だが、当の二人の願いはただひとつだった。 「この子に、温かい飯を食わせてやりたい」 「……しずくのご飯がいい。邪魔するやつは全部焼く」 誰にも選ばれなかった二人が、美味しいご飯で世界を(勝手に)救っていく。

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カクヨム
カクヨム2026/05/16
  • 現在の作品「料理しかできない」と最深層に捨てられた給食係、腹ペコ少女を餌付けしたら世界がざわつき始めた〜え、この子って都市を灰にする滅国級の竜姫なんですか?〜