あらすじ

魔術学校を首席で卒業した才女、カナリィ・ユニウス。 輝かしい未来を約束されていたはずの彼女は、帰郷後、実家の自室に三ヶ月も引きこもっていた。 「この国の魔術はろくなものがないわ。どれもこれも眉唾の娯楽本よ」 独自の理論を持つ彼女にとって、世に溢れる「固有の魔力」を信じる魔術は、ただのオカルトでしかない。 そんな彼女を外の世界へ引きずり出したのは、父が持ってきたあるニュース。 それは、行方不明となった恩師メリーヌが「魔導師の塔」から持ち出したという【禁書】の噂だった。 恩師の影を追い、しぶしぶ王宮魔術師として登城することを決めたカナリィ。 だが、そこには彼女の理論を鼻で笑う古臭い魔術師たちや、厄介な教育係の仕事、そしてなにより彼女を振り回す有能すぎるメイドのメリルが待ち受けていた。 これは、才能はあるのに性格のせいでいつも損ばかりしている魔術師カナリィが、真理を求めて(嫌々)世界を動かしていく、そんな物語。

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小説を読もう2026/05/16
  • 現在の作品引きこもり魔術師カナリィの損なそんな物語