あらすじ

アストディア大陸―― 影の厄災《黒影》が静かに侵食を広げる世界。 姿は影。 音もなく現れ、生きる者を喰らう。 人々はそれに抗うため、力を二つに分けた。 西の魔都テセルスは魔法で。 東の剣聖国イヴァルナは剣で。 互いに干渉せず、ただ役割だけを果たす世界。 ――だが、黒影は増えていた。 検知に映らぬ影。 報告すら上がらぬ異変。 都市の“方針”が、いつの間にか変わり始めていた。 気づいた者は、いない。 いや――気づいても、誰も言葉にしなかった。 ただひとり、“外された男”を除いて。 魔力は乏しく、ただ人に慕われただけの魔道士。 名はマーベリック。 彼が見たものは、 世界の“変質”か。 それとも、もっと別の何かか。 風は巡る。 見えないまま、確かに流れ、 やがてすべてを巻き込みながら、再び戻る。

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小説を読もう2026/05/16
  • 現在の作品風は巡り、再び戻る。~風に導かれた出会い~