あらすじ
■ あらすじ
かつてこの世界には、人間《ノルド》と魔法を操る者《ミスティカ》が共に生きていた。
魔法は星に宿る“運命の力”であり、彼らはそれを通じて世界の均衡を保っていた。
しかし人間の文明が発展するにつれ、その均衡は崩れていく。
魔法使いたちは「自然に反する存在」として恐れられ、やがて戦争へと発展した。
そして現代。
戦火の時代に生まれた少女は、
“天使”と称されるほどの美しさと圧倒的な魔力を持ち、若くして戦場に立つ存在となる。
星座を操り、戦局すら支配する彼女は、
小国ではあるものの、最高指揮官《軍妃》へと上り詰めていく。
一方、敵国の若き指揮官は、
冷静な戦略と努力によって戦争を勝ち抜いてきた男だった。
彼はヴェロニカの才能に驚き、警戒しながらも、次第に“違和感”を抱くようになる。
――この感情は、何なのか。
それは敵であるはずの少女でありながら、
いつの間にかどうしようもなく守りたくなる存在になった。
やがて戦いは激化し、
ヴェロニカは“星”に触れすぎた代償として、制御不能な魔力の暴走に陥る。
星と夜が交わるとき、
世界は再び書き換えられる。
それが救いになるのか、破滅になるのかは
――まだ誰も知らない。