あらすじ
現代人だった俺が目を覚ますと、そこは三国志の乱世――しかも、自分は天下無双で知られる呂布になっていた。
……いや、正確には。
銀髪・無表情・超絶美少女の呂布(TS)だった。
しかも状況は最悪。
「武力だけの無能」と見限られ、董卓陣営を追放された直後。
行き場を失い、付き従う貂蝉と共に江東をさまようことになったが――
山賊に襲われて、反射で一撃。
気づけば地形が変わっていた。
その現場を目撃したのが、江東の若き覇王
孫策と、天才軍師
周瑜。
「お前、何者だ!?」
格好よく名乗ろうとして盛大に噛む。
「我が名は呂布奉先。行き場を失い、天をあ、あにゅ――」
……終わった。
だがその瞬間、周瑜の盛大な勘違いが始まった。
「天を“あにゅ”と……!?
己の力を誇示せず、あえて意味不明な言葉でこちらを試しているのか……!」
さらに孫策は目を輝かせてこう言った。
「よく分かんねえけど、可愛いし強い!
気に入った! 私の軍師になれ!」
こうして始まる、
噛み癖があるだけの最強美少女・呂布の
勘違いされまくり英雄譚。
喋るたびに神算鬼謀、
戦えば敵将はだいたい一撃、
しかもなぜか小覇王にめちゃくちゃ懐かれる。
これは、追放された最強呂布が
江東で仲間と居場所を手に入れ、
天下を掴むまでの物語。
――「突ちゅ」で、天下を獲る。