あらすじ
塔が守護する王国にて。
天と地の災いを鎮めたとして国王陛下から褒賞を賜ることになり、なんでも望みのものを与える(但し、常識の範囲内で)と言われたので、塔の守人は有能な執事が欲しいと言ってみた。一笑に付されるかと思いきや、即座に了承され、国王陛下お墨付きの有能執事が派遣されることに。思わず望みが叶えられた塔の守人は有能執事の到着を期待しながら指折数えて待っていたのだが、彼女の元に執事として現れたのは褒賞を与えた御方その人だった。
どうして、国王陛下がお出ましに?
元国王陛下な構いたがり執事とそんな執事を止むに止まれず雇うことになった塔の守人が、身分差、年の差、体格差に加えて、価値観や生きる世界感の違いさえも薙ぎ倒し、絆し絆され余生を互いに好きになっていく物語。