あらすじ
小説の涙
小説はベッドを見ていた。
「この病気が治ったら
またアソコに連れてって」
・・・小説は泣いていた。
残像の部屋
この部屋に私は居た。
壁の時計は止まっている
椅子が残っていた。
その椅子に座った・・・。
紙屑の花
窓から丸めた紙屑(小説のカケラ)を投げた。
下の花壇には、丸めた紙屑の花が咲いている。
赤い目をしたカラスが紙屑を咥えて飛んで行った。
カラスは患者達の捨てる紙屑を集めている。
ふと空を見上げると、雲の上にカラスの巣が有った。
作品は著作権を放棄したものではありません。