あらすじ

「世界、終わるわ」 「……はい?」 ある日、神は天使を呼びつけ、ぽつりとそう告げた。 そこは天界。淡く金色を帯びた陽光がやわらかく降り注ぎ、白く広がる雲海が果てしなく続いている。静謐でどこまでも穏やかな場所。神も天使もこの永遠の安らぎの中で時を過ごしていた――はずだった。 「終わるわ、世界」 「いや、語順を入れ替えられても……。どういうことですか?」 「人類を終わらせることにしたのだ。こう……ポン! とな」 神は指をぎゅっと合わせ、そして開いて見せた。天使は怪訝そうに眉をひそめ、小首を傾げた。

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小説を読もう2026/05/16
  • 現在の作品ある使者 :約2500文字 :天使