あらすじ
深夜零時、星俊学園の旧校舎に集まった五人の生徒たち。
怖がりで(自称)常識人の根室毅。
筋肉ですべてを解決しようとする大山崎祥平。
怪異にすら格式を求める風紀委員長・中書島唯香。
怪談に身体を貸そうとする演劇人・茨木正輝。
そして、あらゆる現象を観測し、詩のように解体する高槻ひかり。
彼らが挑むのは、星俊学園に伝わる七不思議。
しかし、いざ調査を始めてみれば――
怖がりの根室にとって、幽霊よりも恐ろしかったのは、どう考えても味方であるはずの四人だった。
笑えて、少し怖くて、最後にちょっとだけ胸に残る。
これは、七不思議を解き明かすはずだった五人が、新たな怪談になるまでの証言録である。