あらすじ
いない。いない。えっと、ここにもいない。どこにもいない。
うーん。いったいどこに行ってしまったんだろう?
きょろきょろとしながら天井にあいている四角い穴から顔を出していた少女がくるりと回転しながら床の上にきれいに着地をした。
少女は頭に不思議な形をしているピンク色のヘルメットをかぶっている。
不思議な形をしているピンク色のスカートの服を着ていて、スカートの下には白のタイツを履いていた。足元はピンクの靴を履いている。
さっきまで重力に引かれて垂れ下がっていた金色の長くて美しい髪ををりぼんでまとめている。
その大きな瞳は水色で、その水色の瞳には不思議な幾何学模様が浮かんでいる。
その幾何学模様は『少女がロボット』であることのしるしだった。
長編小説 第二十四作目