あらすじ

推しの妻になれたら、幸せになれると思っていた。 複数の配偶者登録が認められた近未来の日本。 居酒屋で働く佐倉美緒は、長年推してきた国民的俳優・天城蓮の「第13妻」として登録される。 夢は叶った。 その他大勢のファンではなくなった。 彼の人生のどこかに、自分の名前が入った。 けれど、美緒は妻になっても天城姓を名乗れない。 世間には公表されない。 夫には、すでに十二人の妻がいる。 妻たちの間には序列があり、呼ばれる夜も、見てもらえる時間も、平等ではない。 最初は救いだった妻コミュニティも、やがて比較と嫉妬の場所に変わっていく。 これは、「推しの妻になりたい」という夢を叶えた女性が、 選ばれた幸福と、選ばれ続けなければならない地獄の中で、 少しずつ自分を見失っていく物語。

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小説を読もう2026/05/15
  • 現在の作品それでも推しの妻になりたい