あらすじ
「女子高生は箸が転んでもおかしい年頃」なんて、誰が決めたんだろう。
念願の第一志望に合格したものの、待っていたのは赤点ギリギリの補習ライフ。貴重な夏休み、畳に寝そべって積読本を消化する私の前で、お気に入りのビー玉がコロコロとどこかへ消えてしまった。
必死の捜索も虚しく途方に暮れる私の元に、突然やってきたのは「雨の日限定の魔法使い」を自称する小学生のあみちゃん。
彼女が帰ったあと、見つからなかったはずのビー玉はなぜか机の上に置かれていた。ただし、ちょっと贅沢な「お礼」のメモを添えて。日常に溶け込んだ小さな魔法と、本を愛する二人の交流を描く、雨上がりの物語。