あらすじ

政略の駒として隣国へ嫁いだ第七王女イリーナは、婚約者テオドール王子に初日から罵倒された。言語を学び、所作を磨き、ただ認められようと努力し続けたイリーナ。しかしテオドールの冷遇には、彼女には知る由もない理由があった。 数年の歳月が、イリーナの心を静かに殺した。 王弟派閥が失脚した日、テオドールは全てを打ち明け謝罪する。しかしイリーナはただ微笑んで言った。 「左様でしたか。それは大変なご苦労でございましたね」 取り返しのつかないことをしたと、テオドールが知ったのはその時だった。

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小説を読もう2026/05/15
  • 現在の作品イリーナはもういない