あらすじ
戦場で、かけがえのないズッ友を目の前で命を落とした挙句、ズッ友を殺した相手に慈悲をかけられ、1人のうのうと生き残り、鬱々とした日々を送る。
当時、所属していた『剪定者』の誰もが2度と彼は立ち上がれないと思っていた…が。それを見事に裏切ったのは、とある月光が眩しい夜の事だった。
失意の中でさえも、肌身離さず持っていた形見の刀と共に、突然、息を吸うが如き速さで『剪定者』に宣戦布告。
もう何百年も笑う事がなかった表情には笑みが戻り、追手達を殺さない程度に形見の刀で薙ぎ払って、離反した。
日夜しょうもない妨害を繰り返しつつ、逃亡生活を送っていた頃…ある日、偶然にも同じ戦場で戦い、消息不明となって戦死したと思われていた戦友と再会する。
これは、数多の異世界を滅する事を目的としたテロ組織…『剪定者』の中では、稀な2人1組だった『病人』(達)と、戦友の物語。