あらすじ

魔獣が跋扈し、人類が生き残るために「完全栄養食」しか食べなくなった絶望の世界。 前世の飽食の記憶を持つ中学一年の塩屋膳次郎は、毎日の不味すぎる泥のような食事と、無駄にでかくなる己の身体の「燃費の悪さ」に限界を迎えていた。 「腹減って死にそう……そうだ、穴(ダンジョン)に狩りに行こう」 人類の死地である『|穴倉《ダンジョン》』。 しかし膳次郎にとってそこは、手付かずの自然が残る、獣や魚、それに果実が自生する絶好の食糧庫だった。 「膳次郎。あまり無茶はするなよ」 お家の為に死地へ向かうのだと勘違いし、思い詰めた顔をする家族。 命懸けで戦う真面目な狩人たち。 周囲がシリアスに絶望と戦う中、膳次郎の頭の中は「どう焼くか」「どの部位が美味いか」でいっぱいだった。 重苦しい世界観を、ジュワァァと爆ぜる脂の音と焦げた匂いがぶち壊す。 終わっている世界でただ一人、己の胃袋を満たすために突き進む「すれ違い」グルメ・サバイバル!

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カクヨム
カクヨム2026/05/15
  • 現在の作品飯が不味すぎて死にそうなので、穴倉の奥で肉を焼くことにした