あらすじ
前世は女性にまったく縁のない、冴えないコミュ障の大学生だった。モテたい。ただそれだけを願って死んだはずが、気がつけば異世界の貴族の娘として転生していた。
銀髪に薄紫の瞳、どこにいても目を引く外見。おまけに女性を魅了するスキル、ファム・ファタールまでついてきた。
願いは叶った。
ただし、転生先は女の体だった。
アルテア・オルドシュタインは今日も魔性の公女として生きている。できれば静かに本でも読んで過ごしたい。しかし毎朝届くラブレターの山、姉への執着が異常な妹、溺愛が止まらない父、過保護なシスコン兄。
そして、スキルのせいで、望んでいないのに、女たちが勝手に集まってくる。
身近な女性のみならず、帝国の皇女はアルテアにメロメロで、帝国の内政・外交すら私情で動かしている。
そしてその女王と水面下で権力を争う帝国希代の才女、摂政までもがアルテアの前では様子がおかしくなる。
たった一人の公女が女たちを惑わした結果、帝国を巻き込む大騒動が幕を開ける。
私は静かに暮らしたいだけなのに…