あらすじ
AIを使って小説を書く作家、A&Rこと中塚凛(なかつか りん)は、授賞式で“天才作家”湊(みなと)と出会う。
「お前の書き方、俺に見せろ」
突然そう言われ、半ば強引に距離を縮められていく凛
けれど凛は、自分の小説にずっと自信が持てなかった
AIに頼っている自分は、本当に創作者なのか
そんな凛に対して、湊は時々ひどく不器用に、それでも真っ直ぐ言葉をぶつけてくる
「評価を受ける側に立った時点で、お前もう創作者だろ」
これは、“本物”になれないと思っていた作家と、“天才”と呼ばれ続けた作家が、隣で小説を書くようになるまでの話
この作品に、最後までタイトルは付けられなかった。