あらすじ
リセは幼なじみのチャラ男、セイに片思いしている。
二人は、恋愛ゲームのキャラクターがしっかりと恋愛的な動きをするかどうかを実体験する、精査業務に携わっている。セイはアダルト要素のあるゲームの担当なので、リセはいつもヒヤヒヤする日々だ。
行為の後を隠さないセイは、リセが未経験であることをバカにしてくる。セイの女性遍歴を知り尽くしているリセは、その度にうんざりしていた。
繰り返される不毛なやりとりが毎日続き、セイに苛立ちがつのっていく、リセ。
さらに国の施策により、リセやセイの世代には結婚相手の条件がランダムに決まっている制度が投入されていた。成人になったときに、初めて条件が確認できる政策だ。
リセは条件に当てはまらないセイとは、結婚できないと思って、絶望していた。
経験格差でバカにされるのも、セイとの関係に期待するのも限界がくる。
片思いに蹴りをつけるために、リセはアダルトゲームの精査業務に異動を申し出て、未経験を払拭する決意をしたけれど――――
セイの告白に、後悔する――――?