あらすじ
ルアン・シュバレート
その名を持つ男は大国ルリア王国重鎮、シュバレート侯爵家の三男だった。
そんな彼が生まれ持った魔力の属性は無。他に火、水、風、雷、光、土とある八大属性の中で不遇とされる無属性だった。
無属性の魔力を持って生まれてしまったが為に父親から無能の烙印を押され、他の兄弟姉妹から見下されるような生活を送っていた。
「(異世界……戦闘機や空母はあるのか??)」
普通の子どもであれば病んでしまってもおかしくない状況ではあるが、ルアンは前世の知識を持つ転生者だった。しかも歴史オタクバカだ。
ルアンは貴族の子どもとして何不自由なく生活出来ていることに満足し、ただ異世界を呑気に楽しんでおり、見下されていることもあまり気にしていなかった。
そんなルアンを襲ったのは1つの大戦争だった。
地球の第二次世界大戦と類似するその大戦争で起きてしまった戦いの革新の中で、彼は戦争を実体験できると……
世界を巻き込む大戦の中、無能と呼ばれた三男は英雄として戦争の荒波へと呑み込まれていく───。