あらすじ

歌っている声が聞こえる。  とっても綺麗で、とっても素敵な声だった。  女の子の声だった。  誰が歌っているんだろう?  なんで『こんなに悲しい歌を歌っているだろう』?  もっと楽しい歌を歌えばいいのに。  こんなに綺麗で素敵な声なのに。  どうして悲しい歌を歌っているだろう?  なんで、泣いているみたいに聞こえるんだろう?  泣き叫んでいるみたいに思えるんだろう?  痛いって言っているみたい。  もう嫌だって言っているみたい。  逃げ出したいって、言っているみたい。  ……、消えちゃいたいって、言っているみたい。  ああ。  そうか。  そうなんだね。  歌を歌っているのは、生きるためなんだ。  生きるために歌を歌っている。

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カクヨム
カクヨム2026/05/14
  • 現在の作品悲しい歌を歌っている小鳥たち。