あらすじ
東京で風俗嬢として働いていた一条澪央は、事故で命を落とした後、異世界の娼館で働く女性・ミオラとして目覚める。
そこは、娼館の女を「穢れ」と呼びながら、聖職者も貴族も兵士も夜になるとその女たちに会いに来る歪んだ世界だった。
ミオラは気づく。
男たちは女を見下しながら、女の前で一番油断する。
ならば、その油断ごと利用してやればいい。
お客さんたちが夜にこぼした秘密。
神殿の嘘。
聖女選定の裏側。
王国が隠してきた残酷な真実。
剣も魔法も持たない元風俗嬢が、笑顔と接客術と情報だけを武器に、聖女を救い、神殿を暴き、やがて世界の仕組みそのものをひっくり返していく。
これは、穢れと呼ばれた女が、誰よりも人の痛みを知っていたからこそ始まる異世界逆転劇。