あらすじ
西暦203X年。AIが魔力『マナ』を解明したことで次元の壁が破れ、世界はダンジョンと魔物が溢れる時代となった。
魔石が主要エネルギー源となり、VRと現実が融合した社会で、二十歳の誕生日に授かる「バフ」がその人間の価値と未来を決める格差社会だ。
205X年5月13日直前
のんびり屋で天然な平和主義者の大学生・斑目コウ(20)は、
「人気の錬金術師になって、ポーションや魔道具作りたい」という夢を抱いていた。
しかし授かったバフは、センシティブすぎる【触手使い】。
触手といえばエロゲーの代名詞。前例のないスキルというだけで「変態」「最悪」「危険」と即座にレッテルを貼られる。
絶望するコウの左甲から生まれた高慢令嬢触手・ロゼ(微電流&回復ゼリー系)。
右手の甲から現れた慈愛を装ったヤンデレ聖女触手・シルバ(神経直結・感覚操作系)。
ロゼの微電流と回復ゼリーで身体の感度を極限まで高め、
シルバの神経直結触手で脳に直接「救済」を施す。
二人が共鳴すれば、安物のコーラすら神の雫に変わり、激痛すら極上の多幸感へと反転させる。
「おーっほっほ! わたくしの電流で脳までとろとろにしなさいな!」
「ふふ、マスター。もう何も考えなくて大丈夫ですよ……?」
本人はただ真面目に就活して、冒険して、誰かを助けたいだけなのに――
不本意な美エロスキルが、医療・救助・人間関係までを斜め上に攻略し始める。
天然無垢な触手使いによる、
思ってた無双とは全く違う就活×冒険×センシティブ攻略譚!?