あらすじ
折れ耳の白い猫・タルトは、少しおっとりした甘えん坊の男の子。
ふわふわの黒いしっぽと、静かな光を宿した瞳を持つタルトは、ある日、猫たちが魔法を学ぶ場所――KIRABOSHI魔法学園へと導かれる。
星の大広間、白薔薇の咲く廊下、古い本の眠る図書室、透明の果実が実る果樹園。
そこには、美しいものだけではなく、まだ誰にも明かされていない秘密も静かに息づいていた。
タルトのそばには、主、年老いた犬のルナ、背中には魔法の杖フォーク、
初めての友達、白猫のフレジア、黒猫のオペラ、
そしてタルトを見守る人々や猫たちがいる。
それぞれが違う想いを抱えながら、学園で出会い、自分だけの魔法を少しずつ見つけていく。
この物語で描かれる魔法は、誰かを傷つける力ではない。
心で感じたものを、自分だけの形で世界へ広げていく力。
悲しみを知った子が、やさしさを覚えること。
不安だった心が、自分の中にある小さな光を思い出すこと。
大切な誰かのそばにいたいと願う気持ちが、静かな魔法になること。
小さな猫たちが出会い、成長していく、魔法学園ファンタジー。
KIRABOSHI魔法学園へ、ようこそ。