あらすじ
「君を誰にも渡しはしない。この腕の中で、一生甘やかされていればいい」実家の伯爵家で冷遇され、最後には婚約者から身勝手な理由で婚約破棄を突きつけられたエミリ。居場所を失った彼女の前に現れたのは、社交界で「氷の公爵」と恐れられる冷酷な美貌の持ち主、ヴィクトールだった。なぜか彼は、初対面のはずのエミリに情熱的な眼差しを向け、そのまま自邸へと連れ去ってしまう。冷たい仮面の裏側に隠されていたのは、十数年も募らせ続けた重すぎるほどの執愛。逃げようとしても、優しく、けれど確実に外堀を埋められて――。孤独だった少女が、世界で一番甘い監獄に囚われる、逆転溺愛ラブストーリー。