あらすじ
わたくしは黒瀬零良(くろせ れいら)。
昼間は私立星影学園で首席に選ばれる程度の、何の変哲もないただの学生。
そして夜は––––
悪の組織『虚空の会』に所属する四天王序列2位、悪の魔法少女、プリズム・シャドウをやっている。
今、わたくしの足元にはゆるふわピンクの可愛らしい女の子、正義の魔法少女、プリズム・ルミナが転がっている。
組織が引いた【闇の回路】を取り除くルミナを、こうして叩きのめしてやったのだ。
「このまま魔法少女を卒業させてあげてもいいのだけれど?」と脅すわたくしに、ルミナは涙を堪え震えながら、「やめて!」と懇願する。
そんな無様で、けれど可愛らしいルミナの姿を眺めていたらわたくしの脳裏に、ある映像がよぎった。
悪の組織『虚空の会』に立ち向かう主人公プリズム・ルミナと、会心してルミナの手を取り、共闘するも最終回で命を落とす悲劇の少女、プリズム・シャドウ。
そんな美しくも切ない気持ちになる、人気魔法少女アニメ『プリズム⭐︎スターライト』の記憶。
シャドウに転生していたわたくしは前世では『プリズム⭐︎スターライト』の熱心なファンで、そしてルミナが一番の推しだった。
そしてわたくしの足元にはそのルミナがいる。
もっと早い段階で記憶が戻っていたら、彼女と手を取り合い親友になる事もできていただろう。
––––だけど、これはこれでいい。
「んっ……!?」
わたくしはルミナの唇を奪い、その身体を優しく愛撫していく。
もうやらかしてしまった後なのだから、ルミナはこのままわたくしのモノにしてしまおう。