あらすじ

朝倉探偵事務所は、本日も開店休業中。 家賃十五万、客は来ない。火のつかないタバコを咥えた探偵・朝倉のもとに、近所の乾物屋の婆さんが猫探しを依頼してくる。 猫の名前は、大蔵省。報酬は一万二千円。 だが、猫を追って入った竹藪で朝倉が見つけたのは、黒いスポーツバッグに詰まった三千万円だった。 さらに翌日、見知らぬ姉妹が事務所を訪れる。彼女たちの亡き母が残した言葉は、 「朝倉探偵事務所」「三千万」「父親」。 猫は何を知っているのか。 三千万円は誰のものなのか。 そして、朝倉家に隠された過去とは。 開店休業中の探偵が、猫一匹ぶんだけ営業する、商店街日常ミステリ。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/05/14
  • 現在の作品朝倉探偵事務所、本日も開店休業中