あらすじ

殺し屋、宗夜雨が依頼を受けたのは余命いくばくもないお嬢様の護衛だった Nolaにて公開のものに加筆修正しました 宋夜雨は殺し屋兼医者だ。 ある日仕事を終えた夜雨は、人通りの多い香港の繁華街でスリに会いそうになっていた令嬢を助けた。彼女の名はミシェル・リー。夜雨は彼女から「ほんの少しの自由が欲しい」と、いわれ護衛を引き受けた。しかしミシェルは余命幾ばくもない病人だった。 予定を狂わせられた夜雨はミシェルとともに街に繰り出した。そこで彼女の友達、無明と出会う。彼は不思議なことにミシェルと容姿がそっくりだった。しかし彼と話しているうちにミシェルが貧血で倒れてしまう。無明は何もできない自分を責め、夜雨を敵視するようになる。 そんな時、仕事仲間の章の依頼の対象者がミシェルだと判明した。章の依頼は少し違法なもので、対象を監視するためのものだった。その帰り道、夜雨とミシェルは何者かに襲われ他の護衛たちに助けられ屋敷へと逃げ帰った。 ミシェルは無明の実の妹でドナーベビーだった。彼女の病気は、小さい頃彼に臓器を移植提供した後遺症によるものだった。またその事実を兄である無明は知らないという。 夜雨が章のもとで依頼者についてしらべているとミシェルがさらわれたと連絡がはいる。彼女を狙っていたのはミシェルの母、ミウの護衛サイモンだった。サイモンは屋敷を襲撃し、ミシェルの母と護衛たちを射殺していた。夜雨はミウの最後の願い、ミシェルを助けるため 無明とともに彼女を追い駆け廃病院へと向かった。 しかし、サイモンに追い詰められた二人をかばいミシェルは絶命してしまう。 サイモンが街中にしかけた爆弾と章が戦っている中、再び彼と対峙する夜雨。 彼は子供の頃自分がされたことと同じことをミシェルらの父、ジェイクにもしようとしていた。彼が闘争で見捨てた人間のうちの一つがサイモン親子だった。自分らを踏台にして出世したと言う。 絶望も恐怖も感じない、ただ復讐だけに囚われたサイモンを哀れに思い夜雨は背を向け廃病院を去った。 サイモンのもとに呼び出されていたジェイクが来た。彼は当時二つの事件を止めるために動いていた。不運にも止める事ができなかったのがサイモン親子の事件だった。 真相を聞かされ負傷し残されたサイモンは自分のしかけた爆弾で死亡した。 数日後夜雨は元通り変わらず香港で仕事をしていた。そんな時、一本の電話が入る。古い仲間によるイギリスへの招集だった。迷惑電話のように何度も鳴る電話にしびれを切らし、夜雨はしかたなくイギリス行きを決意した。 飛行機内で依頼が入る。内容は対象者の確保だった。長い空の旅までゆっくりとできないことに夜雨は悪態をつきつつ密室では何もできないことを大義名分にし肩の力を向いた。 夜雨を乗せた飛行機はイギリスに向けて香港を飛び立った。

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カクヨム2026/05/13
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