あらすじ
強豪校ばかりが集まる春高予選。
弱小男子バレー部の主将・朝比奈蓮は、
試合前だというのに「どうせ負ける」と笑うチームの空気が嫌いだった。
そんな中、蓮は大会の“選手宣誓”に選ばれてしまう。
だが――
優勝を目指すと、胸を張って言えるチームではなかった。
何度書いても完成しない宣誓文。
勝てないことと、逃げることは違うのか。
そして大会当日、
蓮は満員の体育館で、誰も予想しなかった言葉を口にする。
「俺たちは、たぶん負けます」
これは、
負ける前から諦めていた少年たちが、
ようやく“戦う”物語。