あらすじ
ある地方都市の山の中に一軒の洋館がある。
かつてこのあたりの村一帯を支配していた地主一族の家だ。
今は当主の男とその娘、そしてペットの男子高校生が住んでいる。
祐《たすく》は14歳の時この館に引き取られてきた。
カトリック系の児童養護施設で育てられていたので、今でもキリスト者としての信仰を捨てられないが、養父とその娘はそれをよく思っていない。
彼らはあの手この手で祐から信仰や友情や夢や希望を摘み取ろうとする。
そして、三度目の夏。
※実在の特定の宗教を賛美・称揚または批判・中傷する目的はありません。