あらすじ

静岡市内で放送された、地方テレビ局の街頭インタビュー映像。 その中に映っていた、ひとりの女子高校生が話題になる。 容姿端麗で、受け答えもはっきりしていた彼女は、 放送後すぐに「誰なのか」がSNSで特定され始めた。 しかし数日後、彼女は学校から姿を消す。 無断欠席。連絡不能。家庭も所在を把握できていない。 この件に違和感を抱いたのは、 同じ高校に通う生徒であり、 趣味でネット調査をしていた高校生と、 地方紙で校内取材を担当する記者だった。 2人はそれぞれ独自に調査を進めるうちに、 「インタビュー映像そのもの」に奇妙な点があることに気づく。 ──彼女の発言内容が、証言ごとに微妙に違う。 ──映像の一部が、放送版と配布版で一致しない。 ──そして、彼女を“昔から知っている”という証言が複数存在するが、すべて食い違っている。 やがて、静岡市内の複数の高校から 「同じ顔の生徒を見た」という報告が上がり始める。 これは、ひとりの女子高生の失踪をきっかけに、 “記録されてはいけない何か”へ踏み込んでしまった 高校生と記者の調査記録である。

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カクヨム2026/05/13
  • 現在の作品【情報収集】某高校で撮影された映像について