あらすじ

神戸・北野山手の坂の上に、社員十人の小さな化粧品会社がある。 新卒ではない、ただの転職組。 化粧品の知識はゼロ。 商品企画担当として入社した瀬良みどりが最初にぶつかったのは、 無愛想で口数が少ない開発担当・高杉慎一だった。 「コンセプトを決めるためには、 成分のことを何も知らなければ話にならない」 ヒアルロン酸とは何か。セラミドとは何か。 バリア機能とは、NMFとは、正しい処方とは何か。 化粧品業界の「よく聞く言葉」の裏側に、 みどりは少しずつ、皮膚という実際のものを見つけていく。 正しく作ることと、正しく売ることは、別のことだ。 それでも、正しいものを作りたいと思う人間がいる。 職場ドラマ×皮膚科学。 神戸を舞台にした、本物のスキンケアをめぐる物語。

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カクヨム
カクヨム2026/05/13
  • 現在の作品バリアの内側へ――正しく、美しく