あらすじ
《NEUROA》。
そこは、ルーン文字によって制御された巨大近未来都市。
空中高架、ネオン、ルーン鉄道。
人々は都市の中を生き、走り、夜を越えていく。
そんな街を駆けるのは、“暴走族”とは真逆のライダー集団――《爽走族》。
彼らの仕事は、都市巡回、救助、配達、案内。
自由に走りながら、人と街を繋ぐこと。
その元リーダーであり、今は単独で街を流れる少年がいた。
名は、アイト。
ダークカーキのロングコート。
白寄りベージュのマフラー。
大型バイク《NOX》を駆る、10歳の都市伝説。
これは、
“世界を救う物語”じゃない。
夜の街を走り、
誰かの居場所になっていく、
風の物語。