あらすじ
霧の中から飛び出した幼い少女シャオ。
彼女は外界を知らずに育った“楽園”の住人だった。
「外の世界は恐ろしい場所」
誰もがそれしか知らない、近くて遠い世界への憧れを捨てきれなかったシャオは、ある日ついに外の世界へ踏み出してしまう。
だが、その代償は大きかった。帰る道は崩れ、少女は楽園から切り離されてしまう。
それでもへこたれず、不思議な指輪に導かれて進んだ先で出会ったのは、身体の大半を損傷した無愛想な金属の男。
彼は自身を《アンドロイド》と名乗った。
瓦礫の都市。
消えた住民たち。
そして、機械たちを縛る見えない鎖。
「大丈夫! 一緒なら、どこにだって行けるよ!」
外を知らない無邪気な少女と、無愛想なアンドロイド。
正反対の二人は、まどろみに浸る世界を共に旅することになる。
目覚まし時計が鳴る、その時まで。