あらすじ
雨の駅のホームで出会った高校生のカナタとユイ。
何気ない会話から始まった二人の距離は、季節を重ねるごとに少しずつ近づいていく。
海、夏祭り、放課後の帰り道。
当たり前のように続くと思っていた日々。
しかしユイは、誰にも言えない秘密を抱えていた。
それは、“大切な記憶から消えていく病”。
昨日の出来事。
好きな音楽。
そして、愛する人の名前さえ、少しずつ失っていく。
「もし私が、カナタのこと忘れても……覚えていてくれる?」
残酷な現実に苦しみながらも、カナタは何度でもユイを好きになり、何度でも出会い直そうと決める。
たとえ記憶が消えても、想いは消えない。
涙の別れと再会を描く、切なく優しい純愛ストーリー。