あらすじ
公爵令嬢クローデリア・レーヴェンハイトは、極端な人見知りだった。
夜会では俯いて押し黙るばかり。
社交界では、銀髪の美しい人形のような姿から「銀の置物姫」と陰で笑われていた。
そんなある日、王宮の夜会で婚約者の王太子ユリウスから突然婚約破棄を告げられる。
さらに彼は、クローデリアとレーヴェンハイト公爵家に反逆の疑いをかけ、古い王国法に則った決闘裁判を宣言した。
王太子側の決闘人は、王家最強の近衛騎士ガルド。
一方のクローデリアには、味方になってくれる者などいない。
だが、誰も知らなかった。
彼女が剣を持った瞬間、「銀の置物姫」ではなくなることを。
剣を持てないと何も話せない人見知り令嬢が、剣を取った瞬間、王太子も近衛騎士もまとめて黙らせる。