あらすじ
精霊の加護がすべてを決める世界。
辺境の村で暮らす少年カイルは、精霊の声が聞こえない「欠落者」として蔑まれていた。
だが、彼には他の誰にも見えないものが見えていた。
それは、世界の根源たるエネルギー「原初の魔力(エーテル)」の奔流。
ある日、カイルは森で追っ手から逃れる少女、リアナと出会う。
彼女は、強大な帝国によって一夜にして滅ぼされたエルディア聖王国の第一王女だった。
彼女を追って、平穏な村に迫る帝国の圧倒的な暴力。
理不尽な蹂躙を前に、カイルの奥底に眠る「規格外の力」が目を覚ます。
無能と蔑まれた少年と、すべてを失った亡国の姫。 二人の運命の出会いが、世界の真理を暴き出していく。
王道ファンタジーの真髄を描く、反逆と覚醒の物語が幕を開ける。