あらすじ
《解読》のスキルを持つレイは、魔王討伐遠征軍で魔物や戦場の分析を担当していた。
だが彼は、魔王軍の行動に違和感を抱く。
襲撃された村なのに、井戸は壊されていない。
焼かれた跡はあるのに、避難路だけが残されている。
まるで魔王軍が、人間を“殺しすぎないように”動いているかのように。
その報告は軍に受け入れられず、士気を乱す危険人物として追放されてしまう。
行き場を失ったレイは、下層魔族の少女と出会い、少しずつ魔王軍の本当の目的へ近づいていく。
そして彼は知る。
世界を滅ぼそうとしているのは、本当に魔王なのかを。
これは、世界の違和感を《解読》し続ける青年の物語。