あらすじ
気がつくと、伊藤唯はなぜか異世界に転移していた。
彼は神からの依頼――いや、ほとんど強制に近い願いを受けることになる。
しかし、その神は彼を異世界へ放り込んだきり、どこかへ姿を消してしまった。
そんな最悪の状況の中で、唯が頼れるものは、長年ゲームで培ってきた経験だけだった。
ここが異世界なら、ゲームのように攻略していけばいい。
最初の彼は、確かにそう考えていた。
一人の白髪の狐人少女と出会い、旅の中で初めて本当の挫折を味わうまでは。
その瞬間から、唯のゲームのような感覚は、少しずつ変わり始めていく。
旅を続ける中で、彼は多くの仲間たちと出会い、自分がいったい誰に、そして何のためにこの世界へ転移させられたのかを少しずつ知っていく。
そしてこの異世界で、彼は自分のすべてを懸けてでも守りたい少女たちと出会う。
「たとえ最後にすべてを失うとしても、どうしてあなたは、その修羅の道を歩み続けられるの……?」
「もちろん……俺が愛する人たちを、すべてを懸けて守りたいからだ」
これは、異世界転移、成長、笑いと少しの涙、そして互いの救いを描く物語。
※原初編年史シリーズ第一部作品。テーマは「絆」。