あらすじ
世界は、七日後に滅ぶ。
王都エルディアに現れる“黒い月”。
その瞬間、空は裂け、大地は崩れ、すべての命は終焉を迎える。
魔導師セレスは、その破滅を止められないまま死に、
気づけば七日前の朝へ戻っていた。
それから繰り返した死は、482回。
人々を救っても運命は変わらず、
仲間を作っても最後には失い、
やがてセレスは感情すら捨てていく。
——だが482回目の世界で、
初めて“今まで存在しなかった少女”が現れる。
白銀の髪を持つ謎の少女・リリア。
彼女は静止した世界の中で、
セレスへこう告げた。
「次にあなたが死んだら——世界は終わるよ」
なぜセレスだけが死に戻るのか。
“黒い月”の正体とは何なのか。
そして、繰り返された482回の死に隠された真実とは——。
これは、
終わり続ける世界で、
たった一人運命に抗い続けた魔導師の物語。