あらすじ
40歳を過ぎた私は一人で生きていくことを決意しながら、学生時代にいつもそばにいた彼のことを思い出していました。彼は一緒にいて落ち着ける存在、でも私が恋心を抱いたことはありませんでした。就職した彼はある日会社からドイツへの赴任を告げられ、単身渡っていったのです。
彼はドイツを生活の拠点にすることを決めていました。それでも日本に帰ってくるようなことがあったら、私にプロポーズするかもしれないと当てのない話をしていました。寂しい暮らしを送る私が偶然目にしたのは、20年ぶりの彼の姿でした。彼はやはり日本に帰ってきていたのです。