あらすじ
どこのギルドにも属さないフリーランスの中継商、ゴロー。
彼が扱うのは、クラーケン革の魔導手帳から希少な薬草まで多岐にわたる。
張り詰めた商談を終え、カチリと「仕事」のスイッチが切れたとき。
彼は一人の自由な男に戻り、街の路地裏へと足を踏み入れる。
求めるのは、エルフの伝統を覆す猛烈なスパイスや、ドワーフが熱源魔法でねじ伏せた硬質な魔獣肉。
中継商としての「目利き」を武器に、彼は未知の滋味を胃袋へと買い付けていく。
異世界の理律(ロジック)を喰らう、孤高の飯。
腹が減れば、そこが彼の戦場だ。