あらすじ
「処方量を間違えたのはそっちでしょう」
——宮廷医師エリカは、禁忌薬草を独断で投与した罪で追放された。
前世の医療知識と、人の身体の異常を「見る」能力を持つ彼女が辿り着いた北の街ブライテンで出会ったのは、「呪われた第三王子」と呼ばれる病弱な青年クラウス。
副腎機能不全。呪いではなく、名前のある病気。
エリカは禁忌の甘草を薬として用い、三年間誰も治せなかった王子を救う。
やがてエストール侯爵家からの一通の書状が、辺境の診療所に届く。
※本作は同じ物語を二つの文体で投稿しています。
本作【余白重視版】は、描写を絞ってテンポと余白を重視したバージョンです。
感情の動きや心情をじっくり描いた【描写厚め版】もあります。
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