あらすじ

素直に気持ちを伝えられない青年・立花一成。 無関心な母、背格好や言語が怖いと避けられ続けた学生時代。すべてから逃げるように、東京の大学へと進学した。 そこで出会ったのは、一成とは正反対の存在—— 誰にでも明るく、自然と人を惹きつける山田陽向。 その笑顔に触れるうち、一成の止まっていた心は、少しずつ動き出していく。 だが、母からの電話をきっかけに、一成は感情を抑えきれず、陽向を突き放してしまう。 翌日から陽向とは連絡が取れなくなり、謝るために学校へ向かったが一成の目に飛び込んできたのは—— “ニュース速報です。東京森林公園で大学生の男性が遺体で発見されました——” そこには陽向の名前があった。 後悔と自己否定に沈む日々。 その後、一成は陽向が逝った場所を訪れ、呟く。 「俺があの時、突き放さなかったら……」 次の瞬間、激しい風が巻き起こり、視界が白く染まる。 目を開けると、そこは“10年前”だった。 そして目の前には、小さな頃の陽向が立っていた——。 逃げた自分と向き合い、後悔を超え、 “本当の自分”と“君”を取り戻すための、時を超える物語。 ——あの日の後悔を、時を超えて塗り替えろ。

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カクヨム
カクヨム2026/05/12
  • 現在の作品過去の君と、未来の僕が交差するまで 〜10年前に現れた、戸籍のない青年〜