あらすじ

前世は冴えない事務職のオタク女。乙女ゲーム「悪役令嬢の歩く道」を愛しすぎて死んだ私は、よりによってその悪役令嬢リーゼに転生していた。しかも記憶が戻った時にはすでに、推しに婚約破棄を告げた直後。 推し——第一王子アレン・フォン・ミルクハルト。攻略対象でもなく、チュートリアルにしか登場しない、報われない男。だからこそ全プレイヤーの心を鷲掴みにし、ルート実装の署名が十二万票集まったキャラクター。 その彼を、私は自らの手で傷つけてしまった。遠ざかる淡い金髪の背中。一瞬だけ歪んだ横顔。あの表情を、私は十年間忘れられなかった。ゲームの中では「冷たい人」と呼ばれた彼が、実は言葉にできないだけで誰よりも誠実だと、私は知っている。 ゲームにアレンルートはない。攻略情報もない。正解の選択肢も存在しない。でも——だから何だ。台本がないなら自分で書けばいい。 推しを幸せにする。世界初のアレンルートを、この手で作ってみせる!スタート地点は最悪だけど、オタクの意地にかけて絶対諦めない!

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小説を読もう2026/05/12
  • 現在の作品転生したら推しに婚約破棄していました〜乙女ゲームにルートがなかった男を幸せにするため、悪役令嬢ですが台本を書き直します〜