あらすじ
与えられた役でしか生きられない綾瀬朧は、幼馴染の折原深歌の台本通りに日々を送ってきた。役を失った綾瀬朧は思考も感情もなく、まるで死人のよう。しかし舞台に立つと朧の才能は豹変し、世界を歪めるほどの演技力を持つ。ウケれば世界が膨張し、スベれば世界が静止する。
そんな朧の人生を支配しているのは、幼馴染で作家の折原深歌。コントや綾瀬朧の人物を引き出すために書き続けている。
二人はコンビを組み、コントの賞レースを目指す。舞台と日常、現実と演技の境界が揺らぐ中、朧と深歌は、笑いと自らの存在意義を掴めるか。
登場人物
折原 深歌(おりはら しんか)・・・22歳(大学4年) 原作者/脚本担当
綾瀬 朧(あやせ おぼろ)・・・22歳(大学4年) 役者/演技担当